手をつなぐ3.11事務局です。
3/4の夕食に、ドイツ放射線防護協会会長のセバスチアン・プフルークバイル博士(Dr. Sebastian Pflugbeil)が来所されました。
同行に、日独平和フォーラム会長のオイゲン・アイヒホルン教授(Prof. Eugen Eichhorn)と常総生協の理事の方々がいらっしゃいました。
通訳は、福島から松本市に避難移住されてきた橋本雅子さんです。
実はこの日は朝から、かねてから、地元松本・塩尻の材料を使用した、
「地産地消味噌づくりワークショップ」の実施日でした。
※お塩だけは、オーストラリアや沖縄・関西などいろいろでした。
また、当会代表森永敦子の誕生日でもあり、ささやかながら、事務局スタッフでお昼に一品持ちよりプチパーティを開こうかと企画をしておりました。
そして、夜に、大人総勢12名、子ども総勢10名が小赤の家に集い、夕食会となりました。
お米を一升炊いておにぎりを作り、28cmのお鍋にスープをたっぷり、サラダや揚げ物など、子どもたちのお腹を満たすのにいっぱいいっぱいのスタッフでした。
食事会の後は、セバスチアン博士とお母さん達の一問一答の時間を取っていただきました。
それぞれ福島原発から、90km・160km・180km・200km・250kmの距離から母子疎開・移住してきたお母さん達が子どもの健康や現在の状況、心配なことなどひざを突き合わせてお話をしました。
外国の方は、基本、椅子の生活なので畳に座る(正座や胡坐など)ことは難しいと伺っていたのですが、食後、セバスチアン博士は、畳の上に座り込んでじっくりと一人一人の話を聞いてアドバイスをしてくださいました。
合間に待ちきれない子どもたちに、森永さんのお誕生日祝いのケーキを披露。
プレートには、愛称の「あっちゃん」と。
かわいらしいくまさんのケーキと3本のろうそくに・・・。
「プレートにはなんて書いてあるのですか?」
セバスチアン博士が問いかけます。
通訳の橋本さんが「『あっちゃん』です。森永敦子さんの愛称ですよ」と答えます。
森永さん、何を思ったか突然、セバスチアン博士に話しかけます。
「my name is Atsuko ・・・あっちゃん、you ・・・セバスチャン」
「あっちゃん、セバスチャン」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
はい。いくらセバスチアン博士が熟年男性でも、そういうギャグは通じませんでした。
和やかで楽しい一時はそんな風に過ぎてゆきました。
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