2013年10月24日木曜日

初めてのチャリティガレージセール

しばらくブログが書けずにいて済みません。

夏の受け入れから引き続いてイベントが重なり、
かなりバテながら10月に入りました。
当事者だけでは、体調不良もあって持ちこたえられなくなっています。

だんだんと福島の真実が伝わらなくなり、
かたや復興、かたや汚染水ダダ漏れと、
どう見ても矛盾するニュースに頭がおかしくなってきます。

たとえば、福島から保養に出るのに「保養という言葉が使えない」というと
みんさんびっくりされます。
「なんで?」
なぜなら、「福島は安全だから」
「え?」
福島県では「放射能の影響はない」ことになっているので、
学校で「放射能は危険」とか「健康被害を軽減するために保養にでる」ことは
あってはならないことになってしまうのです。
それを「風評被害」とか「不安を煽る」という言葉で押さえ込みます。
ときには子どもがいじめにあうのです。
もっといろんな人にこのおかしな状況を伝える機会が欲しいと思いました。

報道がされなくなることで、世間の関心が薄れるとともに、寄付なども減ってきます。
そこで、「小赤の家」で寄付された品々を買っていただき支援活動費にあてるという
初めてのガレージセール「がらくた市」を行いました。
着物・食器・茶道具など100円~3万円という幅広い品物のチャリティバザーです。

なにか支援したいとずっと思ってた、そう言う人がたくさん来てくださいました。
展示されたパネルを見ながら現状をお伝えする機会が持てました。
こんなイベントは、避難者だけでなく様々な支援にむすびつけられればいいなと思っています。

5日間という長いバザー、この売上で「小赤の家」「浅間の家」それぞれの運営維持と修理代、それからこういう支援の方法を事業化するための予算として使っていきます。
みなさん、ありがとうございました。

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